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『オセロー』についてのノート その2
評価:
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Kultur Video
¥ 1,886
(2008-03-25)

 
芝居を見るにあたって、予習は欠かせない。
安月給の中、身銭を切ってチケットを買うのだ。「ハズレ」を掴むわけにはいかない。
 
ただ、芝居を見て「ああ、ハズレだった」と思うとき、本当にその上演がクソである場合もあれば、芝居の見方がなっていない場合もある。後者は未然に防ぐことができよう。何もしないで能を観に行って、「よくわかんなかったです」と言うとき、それは何もしないで観に行った方が悪いのです。上演がクソで「よくわかんなかったです」の場合は、運が悪かったとあきらめて、帰りに酒飲んでフテ寝してしまいましょう。
 
完全新作の場合は予習のしようがないけれど、シェイクスピアの場合はありとあらゆる媒体で触れられるので、劇場へ行く前に予習を積み重ね、徐々にテンションを上げていくことが可能だ。こういう贅沢はヒマな人間にのみ許される。
 
手始めに、2007年にシェイクスピア・グローブ座で上演された『オセロー』のDVDを見返す。たぶんイギリスで買ったDVDだと思うけど、この映像、たしか昔BSか何かで見た記憶がある。その時は字幕付きだった気が・・・。
 
Eamonn Walkerがオセロー、Tim McInnernyがイアーゴーを演じる。
グローブ座びいきもあるだろうが、映像で見られる『オセロー』としては、これが最高だと思っている。
『オセロー』はシェイクスピアの中でもかなり時間を短縮して進める芝居なので、びゅんびゅんシーンが飛び交う疾走感が魅力の作品だが、このオセローとイアーゴーのやり取りは重厚な「大人の」ドラマなのだ。
プロットだけを追えば、オセローがイアーゴーに最初から最後まで鼻面引き回されて死んじゃう劇だけど、オセローもイアーゴーも超優秀な将軍と旗手に違いない。劇内のやり取りから劇外の人格が伺えてこそ、イアーゴーの奸計が際立つというものだ。
 
このDVDは日本のアマゾンでも2000円くらいで売っているので、ぜひおすすめする。
 
つづく。

 
JUGEMテーマ:演劇・舞台

 

Posted by 松山 立 at 12:43 | - | comments(0) | trackbacks(0)

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